ファームうえぐしのしあわせにっこりおいしいぶどうたち

【野生動物から、ぶどうを守りたい】
自然豊かな環境で、私たちが一生懸命世話をして育てているぶどうが、猿、カラス、イノシシなどの野生動物に
よって被害を受けています。
特に猿は、ぶどうの実を食べてしまうのに加え、ぶどうの木を折ってしまい、私たちは本当に困っています。
枝が大きく伸びていないと、ぶどうが生らず、また一から枝を伸ばさなくてはならないのです。
このような被害を食い止めるためには、建設途中になっているハウスを一刻も早く完成させなければなりません。

【ビニールハウス活用によるメリット】
野生動物からぶどうを守るということ以外にも利点があります。
ビニールハウス内の栽培により、夏（７月末～８月）の収穫が可能になります。
現在の収穫は秋（９～１１月）に集中しています。
今後収穫時期を分散させることができれば、特定の時期に負担がかかる労力の軽減につながります。
そうすると、ぶどうに対してさらに丁寧な品質管理が可能となり、より高品質なぶどうをお客様へお届けすることができます。

2000年から、地元高梁市で、ぶどう作りを始めました。
現在、妻と二人でぶどう専門の農園を岡山県高梁市で経営しています。夏は真っ青な空、秋には雲海がひろがるような山里です。
2014年には新しく畑を借り、ぶどうの木を沢山植えて頑張っていた矢先、私が2015年3月に頚椎損傷を負うアクシデントがあり、一時首から下が動かなくなってしまいました。そして、様々な計画がストップしてしまいました。
幸い手術もすることなく、2015年6月には畑でハサミを持って仕事ができ、本当にうれしかったです。家族、友人、医療関係の方々に支えられて今があると思うと同時に、車いすでの生活の大変さを知りました。
2016年には法人化を行い、頑張ってぶどうを作り続けています。
大怪我をした時は、ものすごい絶望感にみまわれましたが、今は「きっと、私にはまだする事があり、生かさせてもらうことが出来た」と思っています。

将来は、ぶどうだけではなく、いちご、キウイフルーツ、南国フルーツ（バナナなど）、他の果物も作り、加工品生産もしたいと考えています。ファームうえぐしを「フルーツ大国」にし、障害のある方々と一緒に仕事が出来る環境をつくり、地元高梁を盛り上げていくことができる農園になりたいのです。
その為に、今までやってきたぶどうの栽培をしっかり行っていこうと、改めて心に誓っているところです。
現在は創業当初のように２人で頑張っていますが、一緒に汗を流してくれる仲間を増やしていきたいと思っています。

第一歩として、建設がストップしていたビニールハウスを完成させ、ぶどう作りによって農園の基盤を整えたいと考えています。
いつも私たちのぶどうを待って下さっているお客様に、ぶどうを安定して届けることができるよう、このチャレンジを実現したいです。
【資金の使い道】
集まった資金は、ぶどう生産のためのビニールハウス資材（パイプ、ビニール、ネット）の購入、経費（暖房のための油代、送料等）に使わせていただきます。
・材料　　パイプ、ビニール、ネット　←約６０％
・経費　　暖房の為の油代や送料など　←約４０％
工事は自分達で行いますので、材料だけでＯＫです。