ファンド内容

とら醤油は、岡山県倉敷市酒津に位置する、中国地方を代表する老舗醤油屋です。本ファンドでは、業務の効率化を図るための設備費を募集します。

ファンドの特徴

「魂を込めたものつくり」万延元年(1860年)創業
醤油販売量で中国地方トップを誇る老舗醤油蔵

岡山県倉敷市酒津で醤油等の製造・販売業を営む「とら醤油」は、創業は万延元年(1860年)。江戸時代末期、櫻田門外の変があった激動の頃に、「三宅醤油店」として事業を始め、150年もの間、伝統を受け継ぎ、変化を恐れず今日まで変わらず醤油造りに励んでおり、大正15年5月には皇室献上品に選ばれた実績がある歴史と伝統を持つ醤油屋です。

「食の安全・安心・信頼・環境に優しく」をテーマに濃口醤油・淡口醤油をはじめ、たまり醤油、再仕込み醤油(通称刺身醤油)、白醤油など様々なこだわりの商品を展開し、醤油販売量では中国地方トップを誇り、平成21年に現7代目の三宅正記氏が代表に就任以降は、伝統を守りつつ、地元岡山県の黄ニラを使用した商品岡山県産野菜を使用した調味料の開発を進めるなど、地域に貢献しつつ新たな商品開発に積極的にチャレンジしています。

「岡山の恵まれた気候条件と150年の技が生み出した極上の醤油」

岡山三大河川の一つ、高梁川に小田川が合流した位置にあるとら醤油では、河川がもたらす豊かな伏流水、備中平野に産する良質の大豆・小麦・瀬戸内海の塩など、地元産の原材料にこだわりつつ、他の地域からも品質の維持に適する厳選した原材料をもとにしょうゆ造りを続けてきました。

150年の歴史の中で育まれた製造工程は厳格に決められており、どの作業にも無駄がありません。その中でも特徴的なものとして、数十項目にも及ぶ独自の「手順書」があります。そこには、「その工程を終えて次の工程に持っていくときに、最後に人間の目と手で確認すべきポイント」が列挙されています。製品の品質を最後に決めるのは、アナログな人間の経験と感覚であるという考えのもとに、感覚的になりがちなチェック項目を長年の経験をもとに可能な限り言語化した、とら醤油独自の手順書です。製造工程への妥協のないこだわりが、品質の高さを保証しています。

天然諸味で約一年半、温醸もろみで約8ヶ月、発酵熟成させた芳醇な醤油は、多くの方に支持されています。

ファンド対象事業内容

ファンド資金で洗瓶機を購入し、さらなる効率化を目指す

生産効率を向上させるため、醤油の洗瓶器を購入する予定です。購入する新しいタイプは洗瓶を効率的に行い、より衛生的な管理ができるようになり、売上の増加のために必要な品質の向上につなげることになります。

募集金額 / 資金用途

一口金額:21,600円 / 募集総額:3,100,000円

項目金額
機器購入費(瓶詰洗浄機器等)3,000,000円
予備費100,000円
合計3,100,000円

代表者メッセージ

昭和43年3月 代々醤油屋を営む三宅家の次男として岡山県倉敷市酒津の地に生まれる。平成2年3月 東京農業大学農学部醸造学科を卒業。平成6年4月 とら醤油株式会社に入社する。平成13年10月に同社の取締役製造部長に就任。平成21年11月に同社の代表取締役社長に就任して現在に至る。

「醤油は地域の食文化の基礎となる調味料。受け継いだ伝統の味を守りつつ、新たな味覚も追求していきたい」と語る三宅氏。伝統的な醤油に加えて、黄ニラやパクチー等の県産野菜の風味を生かした調味料の開発も手がけるなど、新たな取り組みにも臆さずチャレンジし続けている。

とら醤油株式会社 代表取締役 三宅 正記

1口につき、投資家限定とら醤油セットと倉敷産デニムバッグをお送りします。(送料税込 6,000円相当)
※醤油セットの詳細は別途ご連絡致します。
※デニムバックは、倉敷の特産である『デニム』『真田紐』を倉敷で細部にまでこだわり加工したオール倉敷の完全オリジナルバックになります。